鯨踊り(綾踊り)は、鯨組が獲物のクジラを港に持ち帰ったときに舟の上で踊ったのが始まりと言われています。二艘の舟の上に渡した板の上に正座し、綾棒を持って踊りますが、綾棒を銛に見立てるなど、捕鯨の所作が随所に織り込まれているのが特徴です。
捕鯨発祥の地、和歌山県太地町で踊り伝えられている踊りで、昭和45年に和歌山県の無形民俗文化財に指定されています。全国規模でのイベントは久しぶりなので、会員一同気合が入っています。他の地域の方々との交流も楽しみにしています。
第28回国民文化祭甲州市実行委員会事務局(甲州市教育委員会生涯学習課内)
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